16歳年下の彼女に勇気を出して告白した結果‥
「彼女のことが好き」
と気づいてからは寝ても覚めても彼女のことが
頭から離れなくなっていました。
彼女と会えないと
胸まで苦しくなってしまい、
「とりあえず一緒に帰りたい。」
それが毎日の希望でした。
しかし、なかなかうまくいかず
「また送っていくよ」
と誘っても
「今日は大丈夫です。」
と断られることも
しばしばありました。
やはり自分はバツイチだし
避けられているのかも‥
そんな引け目も感じていましたが
「好き」という気持ちの方が
はるかに強く
一緒に帰ってくれる日を
待ちわびながら
彼女と二人で残業する機会を
なるべく多く作り
距離を縮める努力を続けました。
そしてその年のクリスマス。
たまたまその日も二人だけで残業。
「クリスマスだから
帰りにちょっと遠回りして
イルミネ-ション見に行こうよ。」
その提案に彼女は喜んでくれました。
適当に仕事を切り上げて
東京タワ-が好きな彼女のために
東京タワ-近くを通り表参道まで
ドライブ。
クリスマスの夜の街は
カップルばかり。
表参道についてからは車を降りて
少し歩きました。
きれいなイルミネ-ションを見て
うれしそうに微笑んでいる彼女が
とても可愛すぎて
気が付けば
「もう女性とは付き合わない」
「自分に自信がない」
「バツイチだからダメに決まってる」
そんな思いは完全に消えていました。
「彼女とずっと一緒にいたい。」
ただそれだけを求めている自分がいました。
その後、勇気を出して告白しましたが
お返事はNG。
最高の幸せから
一気に谷底まで落ちてしまった
クリスマスの夜でした。